2013年のTIFでの「デモサヨナラ」で伝説を生んだドロシーリトルハッピーは、TIFの初日の今日も、スマイルガーデンのトリを務めた。
(昨年の伝説の「デモサヨナラ」)
TIF2013 伝説の「デモサヨナラ」 at SMILE GARDEN (2013.7.28 ...
今年はというと、まずは、ドロシー最強のライブソングの一つに育った「恋は走りだした」でスタート。
(台湾公演時の「恋は走りだした」)
[鄭蛋蛋]可愛音樂祭記者會 - Dorothy Little Happy LIVE 表演 ...
観客が沸きかえる中、メンバーのマイクも思わず走り出して、「ボゴ!」という音が聞こえた。汗で滑ったのか、暑さにやられたか。いつも神経の細かいドロシーにもそういうことが起きるのが、野外の夏フェスという感じ。
続いて、夏の夜の野外とくれば、の「恋の花火」。
ニコ生のドロシー⑮(2014.6.16) 恋の花火 - YouTube
ホーンセクションのゆったりとしたグルーヴに癒されながらも、ドキドキするような歌詞で、夏の焦燥感を感じる。楽曲派()にもたまらない。
次は、バラードの「STARTING OVER」をじっくりと。高橋麻里のボーカルが響く世界を、メンバー全員のダンスで作り上げる。この静謐な世界に入り込んでいたいと思う。
「Dorothy Little Happy Live 2013 in Winter@川崎CLUB CITTA'」STARTING OVER - YouTube
次の曲でもう最後。ドロシーのステージは時間が本当に短く感じる。最後はやはり「デモサヨナラ」で。みんなで\オレモー!/を大合唱。
(セットリスト)
1.恋は走りだした
2.恋の花火
3.STARTING OVER
4.デモサヨナラ
直前に舞台に立ったNegiccoのプロデューサーのconnieさんはこんな感想を呟いていた。
トリとしてバラードでまとめるドロシーさんの貫禄。さすが。
Twitter / RunoDaviau: トリとしてバラードでまとめるドロシーさんの貫禄。さすが。 ...
全く同感。フェスのトリで、しかも、沸きたいであろう人が多く集まるアイドルフェスのトリとして、堂々とバラードを聴かせられるだけの実力がドロシーにはある。
9月6日のドロシーのZepp DiverCity TOKYOのワンマンに向けて、新規の人や、久しぶりの人も含めて、多くの人に対して、現在のドロシーのパフォーマンスの素晴らしさを見せる良い機会になったと思う。明日も頑張ってほしい。
ここからは、メンバーには責任のないことだが、気になったことを書いておく。
楽曲派()だけでなく、沸きたいピンチケも来て自由に楽しむのがフェスだということは理解している。だが、アーティストのパフォーマンスを妨害したり、楽しみたい観客の邪魔をしたりする迷惑行為は許されない。そんな自由はない。その点、今日のドロシーのステージを撹乱した人がいたのは本当に残念。
一ファンとして楽しめるとか楽しめないとかそういう次元の話ではない。これからたくさんの人を魅了して、さらに大きな舞台に立つドロシーにとって、新規のファンを呼び込むことはとても大切なこと。それなのに、ごくごく一部の心無い観客のせいで「ドロシーってパフォーマンスはいいのに、現場の雰囲気は良くないのかな?」という誤解を受けるのは不本意だということだ。
一部にそんな観客がいたにもかかわらず、普段と変わらぬパフォーマンスを見せてくれたドロシーのメンバーには改めて賞賛の拍手を送りたい。
よく行く人は知っていることだが、ドロシーのワンマンライブでは迷惑行為を行う人はめったに見られず、いつも素晴らしいパフォーマンスを堪能できる雰囲気にある。
今後もそういう環境で、ますます多くの人がドロシーを観られるよう願わずにはいられない。