共に描く未来図―ドロシーリトルハッピー「sky traveler」リリイベ最終日(ラクーア~ソフマップ)

おなじ時 いつも 過ごしたい 
あなたと共に描く未来図
光に満ちあふれてる
ドロシーリトルハッピー「未来へ」)

7/15の仙台から連日続いてた、ドロシーの「sky traveler」のリリースイベントもいよいよ最終日。

まずは、東京ドームシティ・ラクーアで2回のイベント。雷雨の予報も出ているが、空からは明るい陽射しが差し込む。連休の遊園地は家族連れの姿が多い。

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まずは12時スタートの第一回。

メンバーが「sky traveler」の衣装で登場、まずは「coloful life」。明るくてにぎやかなこの場所の雰囲気にとても似合う。続いて「sky traveler」へ。

自己紹介のMC。ステージの横、メリーゴーランド、2階など、あちこちから観覧する人達にくまなく目線を送りながら、シングルの告知を。

「次の曲は私が作詞しました」と白戸佳奈が紹介した後、「keep on tryin'」「恋の花火」「どこか連れていって」を連続で。

今日、初めてドロシーの現場に来てくれた友達もいたが、楽しんでいる様子。

「次で最後の曲です」のMCに続き、「9/6のZepp DiverCity TOKYO」の告知。

最後に「恋は走りだした」。コアなファンからコールが起きて、その盛り上りに通りがかる人も足を止める。この曲も持つチカラを改めて認識した。

終了後、CDを買い求める列と握手会の列がともに長く続いた。3曲入りのTYPE-Cは一時在庫が無くなるほど。

お楽しみBOXの「当たり」のサイン色紙、ポスターお渡し、チェキ撮影も長い列。僕も昨日のポーズ間違いをリベンジ!

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なお、特典会の途中で運営から、Zepp DiverCity TOKYOのワンマンでは生バンドを入れた「バンドセッション」を行うことが発表された。

ラクーア1部セットリスト)

colorful life
sky traveler
keep on tryin'
恋の花火
どこか連れていって
恋は走りだした


次に15時スタートの第二部。さっきの回よりもかなり人が多く、始まる前から熱気に満ちている。一遊び終えて、このエリアに休憩にきたような家族連れも目立つ。

白系の新衣装に着替えたメンバー。真夏の強い日差しは容赦なく照りつける。白い衣裳が眩しいくらいに照り返す。

まずは「ストーリー」を。これは楽曲といい、振りつけといい、新規の人にも十分にアピールする良曲。両脇のポジションになったメンバーが、意識的にステージ横にも目線を送っている。

続いて自己紹介のMC。アトラクションの順番待ちのお客さんにも声をかけて注目を集める白戸佳奈の姿勢はさすがだと思う。シングルの告知。「続いて「sky traveler」から3曲続けてお聴きください」と。

「sky traveler」「keep on tryin'」「恋の花火」の3曲は、それぞれうねりのあるストリングスと、歪んだギターと、ゆったりとグルーヴするホーンセクションが特徴的。音楽的な広がりがあって、シングル1枚でもミニアルバムに匹敵するくらいの世界を見せられる。これに「恋は走りだした」を加えれば、夏のフェスのセトリは完成形じゃないだろうか。

Zepp DiverCity TOKYO の告知MC。メンバーの口から生バンドを入れた「バンドセッション」を入れることが発表され、一般向けのチケット販売が今日から始まるとの告知がなされた。「この夏は勝負です」とも。

次に「では、みなさんの大好きな曲を…」という佳奈ちゃんの曲紹介。これは「デモサヨナラくるか?」と思っていたら「ジャンプ!」。想像していないところに来たけれど、確かにこれは好きだ。この曲なので、コールが会場に響き渡る。ドロシーリトルハッピーというグループの持つ今のエネルギーが広く伝わるようなパフォーマンス。第一部に比べても熱量が凄い。

「次で最後の曲になりました」の後、「明日は晴れるよ」でちょっとしっとりとしたエンディング。ドロシーの世界の広さと深さが十分に伝わったのではないかと思う。

ドロシーのメンバーは、暑さを感じさせない颯爽とした所作で爽やかに退場するが、会場からの「アンコール!」の大歓声に呼ばれて再登場。「恋は走りだした」を歌うと、場内の感性や手拍子の盛り上がりが凄く、これは「伝説」と言っていいくらい。

2013年のTIFの「デモサヨナラ」が伝説になったように、2014年のドロシーはこの「恋は走りだした」で伝説を作るだろうと思うほどの盛り上がり。

終了後の握手会・特典会。文字通りの長蛇の列が続く。特典会の途中から雨が降り始める。ここでもドロシーの魔法が効いていたのか…

お楽しみBOXで僕が引いた「ポスターお渡し」は、最後の一枚だった。しかも、輪ゴムなし。佳奈ちゃんからは「さっき、焼きそばと間違えて輪ゴムを食べちゃったので、なくても大丈夫ですか?」。お茶目だぜ…

新衣装でチェキを撮って、自分なりのクライマックス。メンバーには「撃ってください」とお願い。
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ラクーア第2部セットリスト)

1.ストーリー
2.sky traveler
3.keep on tryin'
4.恋の花火
5.ジャンプ!
6.明日は晴れるよ
(アンコール)
7.恋は走りだした

最後にソフマップのイベント。ここはコアなファンが集まる濃密なイベントなので、自分の中では後夜祭的な位置付け。

富永美杜の影ナレで始まり。一度も噛まずにやり切ったから、みも実力付いている!

オープニングアクトとして、メジャーデビューも決まったmImiが「HAPPY DAYS!」を歌う。この楽曲はドロシーのオリジナルだけれども、年齢的にはmImiくらいにも似合う。

続いてドロシーが登場し自己紹介。「mImiのときの方が声が大きかった」と冗談交じりに語るメンバーも。そして、「恋の花火」を披露。

続いて、佳奈ちゃんの作詞に関するエピソードが披露される。最初に英語の仮歌の入った「keep on tryin'」を聴いたときに、ドロシーの「挑戦」のイメージに合うと感じて、一人で作詞できると思ったとのこと。ツアーの合間や、Showroomの直前に黙々と作詞を続けていたと。佳奈ちゃんが「想い」を語り出したところで、るうちゃんが「曲を聴いてもらうのが一番ですね」と。

「keep on tryin'」と「sky traveler」を歌い一旦退場するが、アンコールに応えてmImiと再登場。ドロシーの佳奈ちゃんと、mImiの華奈ちゃんが隣同士に並んだところで、髪型も同じで身長も近いという話題に。年齢については「13歳、中学1年です!」(華奈ちゃん)に対して、かわいい声で「ハタチです!」(佳奈ちゃん)と。

mImiとコラボでの「未来への虹」楽しすぎる。タオル回しだけじゃなくて、あのマップで民族大移動やった! mImiとのコラボにはいろんな意見があるだろうけど、僕は単純に「ドロシーの世界」が違和感なく拡張されて良かったと感じた。Zeppに向けては、多少乱暴に言えば「使えるものはなんでも使う、試せるものはなんでも試す」ってことでいいんじゃないかと思う。

最後はドロシーだけで「未来へ」を。

このリリイベ期間は、ドロシーには連日会うことが出来た。「おなじ時 いつも 過ごしたい」という「未来へ」の歌詞のように。

しかし、ここは気持ちを切り替えないと行けないところ。この思いは胸に、「あなたと共に描く未来図 光に満ちあふれてる」ということで、これからは、9/6のZepp DiverCity TOKYOワンマンという未来図を一緒に描いていきたい。


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(mImi オープニングアクト
HAPPY DAYS!

1.恋の花火
2.keep on tryin'
3.sky traveler
(アンコール)
4.未来への虹(mImiとコラボ)
5.未来へ

特典会ではリーダーの白戸佳奈に短い言葉をかけた。

「リリイベお疲れさまでした。次はZeppですね。それまでたくさんイベントがありますけど、頑張ってください。僕もこの先1カ月は他の現場に行ったりして、自分なりにドロシーの魅力を伝えるように頑張ります。9/6のZepp DiverCityで会いましょう」と。

そう。「9/6 Zepp DiverCity」という未来図を胸に抱いて、帰路へ。リリイベ最終日、次に向けたいい締めくくりができた。