毎日がもう急展開―ドロシー@JAM2014@ZEPP DiverCity TOKYO

予感できない大冒険 毎日がもう急展開 
目的地を定めたら 思い切って行こう
ドロシーリトルハッピー「sky traveler」)

ZEPP DiverCity TOKYOで開催された@JAM2014に行ってきた。入り口は、今日18歳の誕生日を迎えたドロシー早坂香美にファン一同が贈った花が飾られている。

f:id:SHARP:20140601005523j:plain

さて、六本木の会場で行われている神LIVEスぺシャルから移動してきたドロシー。後半からの出演だからスタジオ入りも遅いかと思ったら、司会が寺嶋由芙とドロシー高橋麻里のユニット「ユフ♬マリ」ということで、なんと冒頭からの登場。六本木からお台場への高速移動とか、売れっ子芸能人のようだ。

冒頭、ユフ♬マリが司会となり、今日の出演者を紹介。オープニングアクトを務めたANNA☆Sからタイムテーブルの順に出演者をステージに呼んで紹介。アップアップガールズ(仮)ひめキュンフルーツ缶BELLRING少女ハートnanoCUNE、乙女新党、GEM、LinQベイビーレイズ東京パフォーマンスドールでんぱ組.incPASSPO☆、そして、ドロシーリトルハッピー。いまの旬なユニットが一同に会する実に壮観な眺め。

アプガのかっこいいステージから始まり、ひめキュンの全力疾走の熱さ、ベルハーの病み付きになるパフォーマンス、nanoCUNEのいい意味で荒削りなアイドルっぽいロックを鑑賞。

少し通路で休憩。LinQの大らかさと熱さが同居したようなパフォーマンス。

ユフ♬マリは着物テイストを取り入れた衣装に、和風な音階を持つ楽曲。そして、振付けは、ドロシーの早坂香美という素晴らしさ。

続いて、ベイビーレイズのわかりやすい盛り上がり、東京パフォーマンスのキラキラとした輝き、でんぱのケレン味PASSPO☆の楽しいステージを堪能。会場、相当沸いてる。

さて、いよいよトリのドロシーは何を見せてくれるのか、と待っていたら、新衣裳来たー!! 旅人をイメージした感じ。

f:id:SHARP:20140531235950j:plain

まずは新曲の「sky traveler」。この衣裳で見るとだいぶ旅情を掻き立てられる感じ。昨年「ASIAN STONE」で恐る恐るドアを開いた少女たちは、いまや自信をもって新しい世界に飛び立つ覚悟ができた。

続いて、舞台上手を向いた五連のフォーメーションになり、「恋は走りだした」へ。会場が一気に沸く。秋元瑠海のボーカルがZepp DiverCity TOKYOに響き渡る。この曲がまぎれもなくいまのドロシーのキラーチューンの一つであることを証明した。

MC。ドロシーファンとして、ロゴ入りタオルを横断幕のようにメンバーに向けて掲げる。

MCを挟んで「STARTING OVER」へ。直前に沸いていたでんぱヲタやパッセンの人達も高橋麻里のボーカルにじっくりと聴き入っている。終わった瞬間に会場から拍手喝采。

間髪入れずに「ストーリー」へ。富永美杜のくるくると表情の変わる顔。彼女の豊かな表現が、この楽興に奥行を与えている。

そして「諦めないで」来たー!これはもう会場に「沸いていいよ!」と言っているようなものだ。「D!L!H! Let's GO!」と叫ぶ。「あーきーもーとー、るうな!るうな!るうな!るうな!」とか「はーやーさーかー、こうみ!こうみ!こうみ!こうみん!」とか絶叫。間奏の早坂香美のダンスかっこい。

いよいよ、最後の曲。リーダーの白戸佳奈はMCでこんな風に語りかける。

最後の曲はドロシーにとって大切なこの曲をここに置いていきますので、9月6日のワンマンライブでここでまたみなさんに会えることを祈っています。それでは聴いてください、『デモサヨナラ』。

会場から「おーっ!」と小さなどよめきが起きる。冒頭からフリコピやらコールやら大盛り上り。「好きよー」\オレモー!/ トリに相応しいステージ。今日最後の曲に相応しい大歓声。

ドロシーが退場すると、ユフ♬マリが司会として登場し、登場順に合わせて、ア―ティストから一言を挨拶を述べる。

最後に佳奈ちゃんが「トリを務めることができて良かった」とかなんとか語った直後、会場に向けて「最後にもう一度みなさんの声を聞かせてくださーい!」と言って、「好きよー!」「\オレモー!/」のコールアンドレスポンスを4回!さすがダーリー!


先週、ドロシーが「アイドル甲子園」に出場したときの感想として、僕はセトリについてtwitterでこうつぶやいた。

ドロシーの世界を見せるのは9/6のZepp DiverCityのステージで良く、まずは、そこにたくさんの人を呼ぶべるかが勝負。たとえば、初見の人に対してもキャッチーな「デモサヨナラ」「諦めないで」「未来への虹」「恋は走りだした」あたりも入れていくと、Zepp DiverCity TOKYOに新規のファンを呼び込みやすくなるのではないかと思う。

今日は完璧だった。文句のつけようのないセトリ。その場に相応しく柔軟にセトリを変えてくる、臨機応変、変幻自在なところが、いまのドロシーの強み。この間、わずか一週間。毎日がもう急展開、という感じ。

9月6日にドロシー史上最大キャパのワンマンがこの会場で行われる。そう、もう目的地は定まった。今日ここにいたアイドルファンの人達も、評判を聞きつけた人達も、みんな\オレモー!/をするために、Zepp DiverCity TOKYOに来たとしても、ドロシーは決して期待を裏切ることはないだろうと信じられる。

終演後、メンバーと握手会で話をする。横断幕のように掲げたタオルのこと、言ってもらえてうれしかった。そして、こちらも、こうみんに直接お誕生日のお祝いを伝えられて良かった。楽しい一日だった。

次にドロシーに会えるのは、6月8日に渋谷WWWで行われる東京定期公演。1部にはユフ♬マリが、2部には寺嶋由芙が、ゲストとして登場する。こういう流れもいいね。楽しみだ!