モテたいぜ君にだけに いつもそればかり考えて
モテたいぜ君にだけに
正直に告げてみたい 僕のこのふるえる想い
正直に告げてみたい
avex本社で行われたドロシーのmu-mo特典会に行ってきた。
今日はライブのない特典会なのでメンバーは私服。ファンもリラックスした雰囲気。全員握手会、エプロン着用のメンバーとのチェキ撮影、ソファーでのおしゃべりなどの企画が盛りだくさん。この場所にいるだけで楽しい。
そして、いよいよ会議室での個室ミーティングへ。
僕の胸のiPhoneが「愛はおしゃれじゃない」を熱演している。昨日買ったばかりの岡村靖幸と小出祐介の新曲。
案内されてavex本社の会議室へ。本物の会議室。電話もあるし。黒いオフィス用の椅子。そして長い会議用テーブルのいちばん奥に白戸佳奈。「好きなところに座ってください」って言われて正面に。
最初に「お手紙渡しても大丈夫な感じでしょうか」と確認。たぶん読み始めたら5分じゃ済まないくらいのロングレター。だから「お時間のあるときに。忙しいと思いますけど」と言って手渡し。
アルバム「STARTING OVER」と、全国ツアー「STARTING OVER」のここまでの感想を伝える。静かな会議室だし、正面で向かい合って座っているし、邪魔する人もいない(「秘書」の同室のみ)。なので、落ち着いた気持ちで話せる。
「今回のアルバムの曲順も、ツアーのセトリの狙いもすごくよく分かるし、メンバーの意図というか意志を感じます」みたいなところから、軽く「STARTING OVER」論。最初から自分しゃべり過ぎ。
「シャープさん、いつも細かいところまで見てくれていてうれしいです」と。
続いて、ツアー後半戦の話について。
「名古屋と大阪はセトリもまた変えると思いますし、東京の会場は、私達にとって思い入れのある場所ですから、特別なものにしたいと思います」とのこと。すごく貴重な話をしてくれているし、力強い言葉が聞けてうれしい。
「僕も最初は、仙台と東京に行こうと思っていたけど、仙台のあの素晴らしいホールワンマンを観たら他も行くしかないって、結局、全部行きます。でも本当に今回のアルバムとツアーは素晴らしいので、誰にでも自信をもってお勧めしています。特にあの終盤の6連発は凄いですね。いまのドロシーのパフォーマンスは凄いと思います。ドロシー大好きだし、この世界を作った白戸佳奈凄いと思っています」的な。ありきたりの絶賛の言葉しか出ない。
「いや、まだまだ全然だと思います。それから、ドロシーは私が作ったのではなくて、メンバーみんなで作り上げているものです」と。
そして、これからのドロシーの話。何を話したかは内緒なのさ。
そうこうするうちに、あともう1分。時間の経つのは早い。
「これからどんどん大きなステージに立っていってほしいし、そうなると信じています」とかなんとか。あ、なんかまとめに入ってしまった。これでいいんだろうか。大事なことはそんなんじゃない、かもしれないし、まあ、そんなんかもしれない。伝えたいのは、あのさ、あの、その、つまり…
「今日はこんな風に話せて楽しかったです。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」との言葉をもらって、ここで時間になった。
退室のときに改めて見る佳奈ちゃんの服装は、ピンクのチェック柄のワンピースに白のカーディガン。あの寺嶋由芙をして「ドロシーかなちゃんの私服がかわいすぎるし最近のは特に全部ツボすぎるからどこでお買い物してるのかすごく聞きたい」と言わしめるほどの良さ。まさに春らしい季節感のある装い。
季節とは君のために用意された絵の具なのさ
春色 夏色 秋冬 君色々
でも本当は電話もできない 一人による夜、夜
握手もいいし、チェキもいい。でも、向かい合って、誰にも邪魔されずにじっくりと話せて、心が通い合った気持ちになる今回のミーティングの満足感は半端なく、まとめると「神企画」としか言いようのないものだった。
いよいよこの週末から「STARTING OVER」ツアーの終盤戦の始まり。4/12名古屋と4/13大阪のライブで、ドロシーはセトリをどう変えて来るのか。ますます楽しみになってきた。