青春イコールかなでしといた日々

言葉なんて本当に無力だ。なんて、言葉が無力だということを言葉で書く時点で矛盾しているけれど。

まあ、そんなことはどうでもよくて、今日は白戸佳奈さんの二十歳の誕生日。伝えたいことは彼女のブログにコメントしたし、ツイッターにも#KanaS20HappyBDのハッシュタグ付きで呟いた。

彼女はドロシーリトルハッピーのリーダーで、仙台在住で色白で血液型A型で「ダーリー」で「でし」で…でも、こんな風に言葉をいくら重ねたところで彼女の本質には全然近付けない。いや、僕の言葉なんかあってもなくても、彼女は生きているし、輝いている。だから、僕の言葉なんて邪魔なだけ。

そんな風に思うと、こんなブログに何も書けなくなる。言葉は無力。言葉は邪魔。言葉は…どこまで届くのだろうか。

二十歳、と書いて努力を積み重ねて夢に向かっている彼女のことを思う。

二十歳、と書いて僕は自分がそこから遠く離れていることを思い知る。

西寺郷太は歌った。「青春イコールあの娘といた日々」と。その曲のタイトルは「DJ!DJ! ~とどかぬ想い~」だった。

そう、多くの言葉は届かない。多くの想いは届かない。

でもそれでいい。

だから僕も言う。「青春イコールかなでしといた日々」と。何を共有できるでもないけれども、成人になったかなでしと、同じ<時間>、同じ<空間>、同じ<音楽>、同じ<言葉>、そして同じ<物語>を共有できたらこんなにうれしいことはない。

ということで、全然まとまらないけど、白戸佳奈さん、二十歳の誕生日おめでとうございます。ドロシーの<物語>を信じています。二十歳の扉を開くように、ドロシーの次のステージの扉を開いていってください。