インデックス再生法申請

いずれは淘汰される企業であると思っていた。商社出身者の夫婦によるベンチャー企業であったが、創業者が持つ株式をマネタイズするところで、いろいろときな臭い取引があったのではないかと推察している。

一時は、小川善美を新進の女性経営者としてもてはやす向きもあったが、真贋の区別を付けられなかったところはこの機会に猛省を促したい。

上場廃止は当然だが、民事再生法の適用申請と落合夫妻の退任を受けて、過去の闇が暴かれるのではないかと予想する。

インデックス再生法申請 粉飾の疑い、負債245億円

 ジャスダック上場でゲーム・コンテンツ製作を手掛けるインデックスは27日、東京地方裁判所民事再生法の適用を申請した。負債総額はおよそ245億円。積極的な企業買収による多角化を進めたものの、携帯ゲーム市場の成長の波に乗り遅れて過去数年に業績が悪化。支援者を募り、事業譲渡を含めた経営再建策を策定する。

 今月12日には粉飾決算の疑いで証券取引等監視委員会の強制調査を受けたばかり。同社の落合正美会長と落合善美社長は民事再生手続きにめどがついた時点で辞任する意向だ。
インデックス再生法申請 粉飾の疑い、負債245億円 :日本経済新聞