前巻では、真木との関係も解消し、川原との結婚話も白紙になったヨリ。さて、その次の展開は―
いまや、ヨリも年下の女子から憧れられるくらいの、押しも押されぬ自立した女性である。一方、真木は、相変わらずヨリのことを忘れることができるはずもなく、その想いはあたかも純愛であるかのように描写されている。いや、そんなことはないと思うのだが。
それにしても、終盤のBL的展開はどうしたものか。そして、おまけの4コママンガがそれをセルフパロディしているのはどうしたものか。
真木が変態なのは最初から分かっているが、そっちの方も…であったとは衝撃的(嘘)
表紙がどことなくミュシャを思わせるのが、いまの空気に合っている、かな。
- 作者: 西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/05/10
- メディア: コミック
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