シトロエンBX30周年

BS朝日の『カーグラフィックTV』で特集されていたが、今年はシトロエンBX30周年。

公式サイト:BS朝日 - カーグラフィックTV

それまでのシトロエンとは一線を画す直線基調のボディは、マルチェロ・ガンディーニの手によるもの。それでいながら中身は、ハイドロニューマティックサスペンションを用いたシトロエン伝統の乗り心地。

かつてのオーナーとしては、魔法の絨毯のような滑らかな乗り心地を懐かしく思い出す一方で、ハイドロ漏れや、電気系の不具合などで苦労したことも忘れられない。一番酷い故障は、リアドアが閉まらなくなったこと。内側のドアノブに付けた紐で引っ張りながら運転して、近くのディーラーに駆け込んだりした。まあ、古いフランス車というのはそういうものなのかもしれないが。

プジョーと経営統合してからもシトロエンらしさは健在だが、信頼性という点で、もうフランス車を選ぶことはないだろうなと思う。