善悪の彼岸―『Fate/Zero』17話

凛かわいかった…

聖杯戦争のルールは、守るべきものとしてではなく、制約要因として存在している。ゆえに、「フェアプレイ」に固執するマスター、「騎士道」に固執するサーバント。それらは敗北するしかない。

切嗣と綺礼。そしてギルガメッシュ。「善悪」という倫理を超越した存在がこの聖杯戦争に臨む以上、戦争のルールは大きく変わってくる。反則、裏切りは序の口。何を勝ち取ろうとするかさえ、実は定かではない。

さて、残る陣営は、セイバー、アーチャー、ライダー、そしてバーサーカー。来週は過去回顧になるようだが、これから終焉に向け、善悪の彼岸にいる者たちの間でのバトルが加速するはず。いよいよ目を離せない。