「美術手帖―総力特集・東京アートガイド2012」(2012年5月号)に成海璃子登場。表紙・巻頭カラー合わせて10ページ。写真・映画・アート好きなら、成海璃子好きだよな。ということで、これは的を射たマーケティングだと認めざるを得ない。
まず何よりも表紙の写真がすごく雰囲気を醸し出している。背中と横顔の引いたショットだが、さすが女優と唸らされるアートな佇まい。巻頭カラー特集は「成海璃子×東京国立近代美術館」。ポロックの作品を背景に撮影したページが良い。こういう撮影は日本の美術館ではなかなかできない企画。撮影は森本美絵。透明感が素晴らしい。柔らかい雰囲気のカットが多く、写真を眺めているだけでも癒される。
もちろん、文章も読み応えがある。記事で成海璃子はインタビューに答えて語る。
面白そうな展覧会だと感じたら、すぐに一人で見に行っちゃいますね。
なんでこんなふうに描くんだろうって想像すると、会ってみたくなるし、いっしょに何かしたいって思っちゃいます。
最近見た展覧会は、岡本太郎、ウォーホル、大竹信朗、横尾忠則、オノ・ヨーコ、歌川国芳、ということだ。はあ。こんな19歳をこれからも応援していきたいと思う。「東京アートガイド2012」もあるし、これは永久保存決定。
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2012/04/17
- メディア: 雑誌
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