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ロンドンでギー太

旅行 写真

パリからロンドンへ。と書くと颯爽としているようだが、ホテルをチェックアウト後、いきなり問題発生。徒歩1分のタクシー乗り場。タクシーは3台止まっているのだが、全部運転手不在。あれだけ下調べしていたのに。朝早いからか。しばらく周囲を見渡し、運転手のいる停車中のタクシーを発見。でも、寝てるし。窓を叩いて起こす。タクシーに乗り込み、「ガルニエ、ロワシ−ビュス」と告げる。「バス乗り場」という単語が分からないので、これで通じてくれ、と祈りつつ。

ガルニエ付近に付くと、ロワジーバスが走り出すのが見えた。「おお、ここが乗り場だ、ここで下ろしてくれ」と思っていると、運転手がロワシーバスを追いかけ始める。それも凄いスピードで。映画『TAXI』のように。バックミラー越しに彼が僕を見る。「旦那、アレに乗るんだよな、任せとけ(キリッ)」いや、違うから。

なんとかカタコトのフランス語とゼスチャーで「乗り場で下ろしてくれ」と伝える。いやー、危なくパリ市内を暴走するところだった。あとはスムーズにバスに乗り、BAのフライトでロンドンへ。市内へはヒースローエクスプレスとタクシーを乗り継ぐ。

ホテルはロンドン大学の向かいで大英博物館が徒歩圏。シングルの部屋で何不自由ない。もちろんバスタブ付き。今夜は六日ぶりに風呂に浸かれる予感。

ということで、荷物を整理して、街に繰り出す。まずはデンマーク通り。『映画けいおん!』の聖地巡礼。なるほどこれはカラフルなところだ。ということで肝心のロンドン訪問の目的を思い出す。地下鉄でテート・ブリテンに移動。ウィリアム・ブレイクやラファエル前派などの幻想的な絵を見に来たのだった。至福の時間を過ごす。ターナーの展示も充実していた。彼の主題にはあまり興味がわかないが、作風の分析を解説している展示が面白かった。帰り際にブックショップでミレーの『オフェリア』の複製画などを買う。

テート・モダンから国会議事堂をテムズ河越しに眺めつつ、ウォータールー駅へ。ここは『ボーン・アイデンティティ』のロケ地だったな。監視カメラの死角を泳ぎながら、CIAの目をくらますべく雑踏に紛れ込む…とかやっている俺はやっぱり厨二病乙。

地下鉄でキングス・クロス駅へ。言わずとしれた『ハリー・ポッター』のロケ地。しかし、改装によってちょっと雰囲気が変わった様子。少なくと9番線と10番線の間には何かが隠れているようには見えない。俺がマグルだからか、そうななのか。

ということで、ロンドン在住の友人と合流してイタリアン・レストランへ。久しぶりにレストランで食事した気がする。ワインで酔っ払ったせいか、ちょっとテンションが上がってきた。ではまた明日。


『映画けいおん!』に出てきた楽器店。ギー太はいるのか。

テート・ブリテンは古典から近代中心だが、モダンアートもあるから面白い。

夜のビッグベンも美しい。

部屋は英国風の居心地の良さ。内装も落ち着く。

ベットはシングル幅だが、まあこれで十分。

洗面所もシンプルだが、一通りのものは揃っている。

パリのホテルより値段は安いが、きちんとバスタブがあった。
(PHOTO:シャープ、CAMERA:OLYMPUS XZ-1)