ほぼこもりきり

粉雪のちらつく朝。朝食を取りにサロン・ド・テ「アンジェリーナ」へ。ジュース、カフェオレ、クロワッサン他パン4種で20ユーロ。ちょっと高いような気もするが、朝をしっかり取るようにしたいので、まあよしとしよう。

今日は第1日曜日。ということは、美術館無料の日。開館と同時にオランジュリーへ。目玉はもちろんモネの「睡蓮」だが、ここでも思いがけず素晴らしい絵と出会う。André Derainが姪を描いた作品。二つの作品があるのだが、お互いに「動」と「静」を成していて面白い。

オランジュリーの後、雪が止まないので、一日美術館の中にこもろうと決める。ということで、ルーブル美術館へ。混み合うピラミッドの中央入口を避けて、ドノン翼のポルト・デ・リヨン入口から入館。待ち時間ゼロ。

モナリザの大行列を軽く横目に見て、今日は古代エジプト、ギリシャ、ローマから。小池寿子の『一日で鑑賞するルーブル美術館』が参考になった。残念ながら工事している部屋がいくつかあり、本で進めている通りには回れず。特に著者お気に入りのカンパーナ・ギャラリーが改装中で入れず残念。続けて、彫刻編、工芸編をクリアし、続けて絵画編へ。リシュリュー翼を中心に北方絵画からフランス前編へ。フェルメールも2点あった。閉館ぎりぎりまで粘る。ドュノン翼の作品の数々は明日以降にとっておこう。

ぶらぶら散歩しつつポンピドゥー・センター(今回2回目)へ。帰りにクレープを買う。ケバブとチーズ入り。ずっしりとした重さに驚く。なるほど甘いのだけじゃないんだ。

さて、明日の天気はどうなるだろうか。氷点下は氷点下みたいだけども。


(PHOTO:シャープ、CAMERA:OLYMPUS XZ-1)