足りないのは予算か挑戦か―横浜トリエンナーレ

横浜トリエンナーレ(総合ディレクター逢坂恵理子)に行った。6年前にあれだけ僕を熱狂させたお祭りはどこに行ってしまったんだろう(「日常からの跳躍」〜横浜トリエンナーレ2005 - Sharpのアンシャープ日記)。それくらいのつまらなさだった。もちろん、個々の展示の中には面白いものもあるが、3年に一度で満を持して行うようなイベントにしては相当物足りないと思う。

足りないのは予算か挑戦か。オノヨーコやアラーキーもいいけど、確立した名声にとらわれることなく、若い才能や、新しい感性を発掘して世に知らしめることが、横浜トリエンナーレの精神ではなかったか。

僕の好きだったあのお祭りを返してくれといいたいくらい。





(PHOTO:シャープ、CAMERA:OLYMPUS XZ-1)