年齢引き上げ前倒し案を提示

年金制度の破綻の回避のためには、世代間の公平という概念は二の次ということになるようだ。高齢者を大切にするというのは日本の美徳の一つであるが、それにしても限度というものがあるように思われる。

政治が高齢者の利害を反映している以上、このような案が実現する可能性が高いと予想されるが、いつまでも若い世代が大人しくしているとは思えない。

70歳になるまで受給できないもののために、貴重な収入の中から一定額を支払うということについて、まずは説得力を持たせなければいけないのではないか。

厚生労働省は11日、厚生年金支給年齢の65歳への引き上げを4年前倒しする案を社会保障審議会年金部会に提示した。原則65歳から支給の基礎年金も含め、支給開始年齢を68〜70歳程度に引き上げる案も検討している。
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