おたくのカバンって何で重いんだろう?
ポメラDM20を手にして約2ヶ月(参考:今度の仕事で必要なもの―2011年 - Sharpのアンシャープ日記)。デジタルガジェットの場合「買うことで満足」ということになりがちだが、ポメラはどうか。これが、自分で想像した以上に使っている。
では仕事とプライベートの割合はどうか。仕事:ゼロ%、プライベート100%。日本のビジネス環境では、会議中に端末をカタカタ打つのはまだ受け入れられそうもない。紙の上にインクを走らせてメモを取るのが主流だ。いくら遅くても汚くても。
それに、入力した情報をどう扱うかによっては情報セキュリティの問題にもなりうる。メモ帳の取り扱いにはあまりうるさくなくても、デジタルデータとなるとハードルが一気に上がる。とかくに人の世は住みにくい。
さて。
プライベートの内訳はどうか。小説:ゼロ%、ブログ:100%。まあそんなもんだ。思いついたときに書く。電車の中やカフェで。小説を書かないのはポメラのせいではなく、僕の文才の問題。きっと。
せいぞーんせんりゃくー!!
きっと何者にもなれない僕がポメラDM20の良いところと悪いところを記録しておく。
<良いところ>
1.キーボードが打ちやすい
2.起動と終了が本当に早い
3.外部とのデータのリンクがスムーズ
(PCとUSB接続もできれば、携帯でバーコード読み取りからメール送信もできる)
4.エネループが使えるので経済的<悪いところ>
1.重くて厚い
2.液晶のバックライトがなく暗所では使いにくい
3.ATOKの変換が慣れを要する(「ヱヴァンゲリヲン」の「ヱ」とか)
4.上面カバー(シルバー部分)に傷が付きやすい<TIPS>
1.SDカードは1G程度で十分(8Gを入れると初期化だけでなく保存も遅くなる)
2.覗き見防止フィルムはバックライトのない画面がさらに暗くなってしまう
3.ケースに入れるとポメラのせっかくの持ち味の機動性を損なう
4.新規ファイル名の「文書の書き出し」に設定しておくと便利
ということで、カバンの中には常にデジカメとポメラが入っている。風景を記録したいときは前者、アイデアを記録したいときは後者。
もちろん、スマートフォンがあれば相当程度は間に合ってしまうが、専用の道具には専用の道具ならではの「切れ味」がある。だからデジタルガジェットは手放せない。そう、おたくのカバンには「切れ味」が入っている。
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