3DSが25,000円から15,000円に値下げ

販売不振にあえぐ任天堂3DSが10,000円の大幅値下げで価格改訂されると発表された。

ソフト商売をしようとするビジネスの場合、ハードが普及しなければそこで終わり。ゲームというのは本来そういうビジネスモデルのはずだ。だが、任天堂は戦略を誤った。3Dブームに乗れば利幅を載せたハードでも売れるだろうという前提でハードの価格設定をしてしまったのだ。

いまの時点で3DSがなかなか普及しないのは、本体の高価格のせいなのか、それとも3DSならではのキラーコンテンツが出てこないせいなのか、現時点ではなんとも言えない。だが、この値下げでも勢いが出ないことは十分に想定される。「安いハード+面白いソフト」が揃わないとゲームはヒットしないのだと思う。

任天堂、「3DS」を1万円値下げ 8月11日から1万5千円に

任天堂は28日、携帯型ゲーム機ニンテンドー3DS」の希望小売価格を、現在の2万5千円から1万5千円に値下げすると発表した。値下げは8月11日から。値下げの理由について、任天堂は「年末商戦に向け、販売に勢いをつけるため」としている。海外でも7〜9月の間に値下げする予定。

 「ニンテンドー3DS」は2月26日に日本で発売。ただ、直後に発生した東日本大震災携帯型ゲーム機市場が失速したこともあって、販売不振が続いていた。
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