ミラーレス一眼はどれがいいか

マイクロフォーサーズ陣営が作り上げたミラーレス一眼。SONYがAPS-Cサイズで参入して、OLYMPUS、Panasonicと合わせた三つ巴の戦いとなっている。現在の機種について、個人的な使い方に照らし合わせた優劣をざっとまとめてみた。

ちなみに「個人的な使い方」とは、フルサイズのデジタル一眼レフ(EOS 5D)と広角単焦点コンパクト(GR DIGITAL)と高倍率ズームコンパクト(GXR+P10)は所有しているので、普段持ち歩いて「遊ぶ」という使い方だ。

  • Panasonic GF-1

○ 20mm(画角40mm相当)のレンズは優秀。実用的な操作系。フラッシュ内蔵。値段安い(パンケーキ付で約4万円)。
× GF-2と並べてみると大きくて厚い。

  • Panasonic GF-2

○ 小型軽量がさらに進化。動画性能も向上(ステレオ音声)。フラッシュ内蔵。
× タッチパネル中心の操作がやや煩雑。セットのパンケーキが14mm(画角28mm相当)になってしまった。

○ 質感のよいデザイン。ボディ内手ブレ補正。
× AF性能劣る。内蔵フラッシュなし。今となってはやや大型で重いボディ。相対的に高価。

○ ボディ内手ブレ補正。軽量化されたボディ。フラッシュ内蔵。
× ボタン中心の操作性。パンケーキセットなし。

  • SONY NEX-3/NEX-5

○ APS-Cサイズならでは描写性能(高感度、ボケ)。
× 内蔵フラッシュなし。小さすぎるボディはレンズとのバランス悪い。タッチパネル中心の操作性。

ということで、自分の使い方ではGF-1+20mmがいまだにベスト。というか、それ以外の選択肢は事実上ない。しかし、発売から1年以上を経ており、今から買うとなるとGF-2のコンパクトさが気になるのも事実。ただ、GF-2の操作性には納得のいかないところもあり…となんとも悩ましい状況。結局、もうちょっと様子見か。