『おれいも』はOPだけ見ていればいい

電撃が日経新聞に全面広告まで打った『おれいも』こと『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』だが、アニメ化は成功したとは言えない。最終回を残してはいるが、もう反省会をやってもいいと思う。どこがダメだったか。

最大の敗因は、タイトルにもかかわらず、妹の桐乃がほとんど可愛くなかったことだろう。アニメ製作者は原作をちゃんと読んだのだろうか、という疑問が出るくらいの妹のウザさ。竹達彩奈がツンツンな演技をしっかりと決めるものだから、余計に可愛くない。

この作品の魅力は、『irony』をバックに毎回異なるコンセプトを盛り込んだOPに凝縮されているのかもしれない。