民主党連立政権の経済閣僚は何を狙っているのか

民主党連立政権の経済閣僚とは、一体、何を企む者たちなんだろう。

いきなり財務大臣は円高を誘発。1ドル90円割れに突入。一方、金融・郵政大臣は株安を誘発。一時1万円割れ―

このままではグローバルな世界の中で金融鎖国を行うという方向に進むのではないかと危惧される。政府にとっては、輸出産業の競争力よりも個人の購買力、金融機関の健全経営よりも中小企業の資金繰りと雇用が大事。これが「友愛」と連呼されるもの正体だったのか。

藤井財務相、人為的な為替政策採らず 88円台「異常ではない」

藤井裕久財務相は28日午前、通貨政策について「人為的な為替安政策はおかしい」と述べ、円売り・ドル買い介入に否定的な考えを示した。急激な相場変動など異常な動きには断固とした対応を取るとしつつ、外国為替市場で一時1ドル=88円台前半まで上昇した円相場に関しては「トレンドは異常でも何でもない」と指摘。「(望ましい)水準は言うべきではない」とも述べた。都内で記者団に語った。
藤井財務相、人為的な為替政策採らず 88円台「異常ではない」

「私の発言で株価下がるような銀行は…」勢いづく亀井節

亀井静香金融相は27日、テレビ朝日の番組で、自身の提案した借金返済猶予策の検討が銀行株の売りを誘っていると指摘されたことについて、「私が言ったから株が下がるほど脆弱(ぜいじゃく)な銀行は、銀行業を営んでいる資格がない」と述べた。金融相は銀行への幅広い監督権限を持っており、あいまいな基準で銀行の「資格」を論じる発言が適切かどうか、議論を呼びそうだ。
「私の発言で株価下がるような銀行は…」勢いづく亀井節