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公取がつぶした合併

経済

メディセオ・パルテックとアルフレッサが合併を取りやめた。理由は、公取での審査が長引いていて、早期に統合効果を発揮できないからというもの。

グローバルでの競争が激化するだけでなく、他業種からの参入障壁も低くなっているなか、国内のシェアが高いのを理由に合併を渋るというのは、時代錯誤も甚だしいと思う。

合併取りやめの真相は別のところにあるのかもしれないが、公取の審査姿勢に疑問が集まる事案になったと思う。

メディセオとアルフレッサ、合併計画を白紙に
 4月1日付で合併を予定していた医薬品卸最大手のメディセオ・パルタックホールディングスと同2位のアルフレッサホールディングスが、合併計画を白紙撤回する。医薬品の取り扱いで圧倒的なシェアを占めることになるため、公正取引委員会が合併計画に難色を示していたとみられる。計画では連結売上高が4兆円を超す国内最大の巨大卸が誕生する予定だった。

 9日にも発表する。合併新会社は医師の処方せんが必要な医療用医薬品卸の分野で4―5割のシェアを占めるうえ、首都圏や近畿など一部地域ではシェアが6割程度に達するとみられていた。また両社が傘下に持つ大衆薬卸の分野でも全国シェアは6割超になる。
日本経済新聞