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H&Mの出店がニュースになる不思議

本日、ヨーロッパの安物洋品店「H&M」が銀座に出店。民放各局では、昨夜あたりから「ニュース」という名の情報番組やバラエティで取り上げていて、うんざりするほどだ。

そもそもH&Mは究極の安物。ロンドンを始め欧州ではあちこちにあるが、日本の感覚でいうとスーパーマーケットの洋服売り場と同じ。ライフスタイル提案型のMUJI無印良品)や、耐久性に優れるUNIQLOとは比べ物にならないくらいのシロモノ。「北欧」だとか「シンプル」だとか無意味な修飾語をつけてみても、長期的には冷静な日本の消費者に見限られるだろう。

有名タレントを使ったり、サクラの行列を作ったり、TVメディアとタイアップしたりとソフトバンク流の宣伝手法には長けているようだが、本来勝負するべき商品自体の魅力は乏しい。

ちなみに、マンハッタンにも数店舗出店しているが、ニューヨーカーの間では“ディスポーザブル”(使い捨て)と呼ばれている。資源の高騰がかつてないほど喧伝される中で、このような消費スタイル自体はもはや時代遅れになりつつあると僕は思う。