AV WatchにDS-10の紹介記事

本日の藤本健のDigital Audio Laboratoryに掲載されている。You Tubeやニコニコで流れている動画でデモ機を操っている佐野さんも登場。

まず音源だが、2台のDS10音源(モノラルのアナログシンセ)、4トラックのドラムマシンということのよう。ドラムマシンはノートも変化させられるので、ベースマシンやあるいはその他の演奏を担わせることもできそう。

次にシーケンサだが、これはなかかな強力。16ステップ。そしてアナログシンセ部分は16個パターン登録が可能。さらに、最大100小節分までのソングモードが登録できる。ここでソングをループする設定も「裏技」的にできるとか。まあ裏技でなくて当然できると思っていたけれど。

続いて特殊効果。KAOSSILATORのように、DSのタッチパネルを「カオスモード」として使うことができる。デモではペンでウネウネとやっていたアレ。これで楽譜によらない即興入力が楽しめるというわけ。エフェクトの方はディレイ、コーラス、フランジャーのどれかを選択するということで、こちらの方はKAOSS PADのように自在に、とはいかない模様。まあ、DJっぽい感じはあまり期待しない方がいいのかもしれない。

最後に通信機能だが、シンクロしての演奏以外にデータのやりとりもできるということだ。これは素晴らしいと思う。友達に曲をプレゼント、なんていう使い方が流行るかもしれない。

しかし、これだけの機能を盛り込んで4,800円というのは破格。というか、DSというハードがここまで普及しているがゆえの商品だと思う。早く欲しい。