それをGOTHと呼ぶのなら

The Cloistersにて。ニューヨークでこんな光景に会えると思わなかった。これをGOTHと呼ぶのなら、僕はGOTHに惹かれると言わざるを得ない。


(PHOTO: シャープ, CAMERA: RICOH GR DIGITAL)

上の写真のところ。素晴らしい建物。素晴らしい展示物。素晴らしい空間。ほとんどブロンクス地区に近いマンハッタンの辺境にあるが、ぜひ見るべきだと思った。まるでイタリアにいるよう。公式サイトの写真にどれも雰囲気がないのだけが残念。

The Cloisterに行くと同日METも無料で入れる。METまでの移動はバスが便利(2ドルだが、硬貨かメトロカードしか使えない)。今回は西欧美術に的を絞って鑑賞したが、それでもたっぷり2時間。フェルメールはNYでも人気のようでギフトショップで何種類も画集を売っていた。このMETにも5点あるのだが、再評価の理由を探しながらじっくりみていたが、当時としては現代的な画風が人気なのかなあと思った。

写真専門の美術館。といっても規模は小さめ。特設展だけで常設はなしだが、今回は9.11に関する世界中の新聞の一面トップ写真やら、アラブのフォトグラファーの作品紹介やら、相変わらず反体制っぽい。何かグッズを買おうかと思ったが、Tシャツやらマグカップやら吟味すると微妙なものばかりだ。