円高・株安キター

円は1ドル112円台へ突入。多くのメーカーが想定レートを115〜120円としているため、国際優良銘柄を筆頭に株価は大幅暴落。トヨタ、キヤノンという日本経団連会長輩出企業なんかが先陣を切って下げている。ちなみにキヤノンの想定レートは1ドル120円だから、今期は「キヤノン神話」に陰りが見えるかもしれない。

しかし、円高の恩恵を受けるはずの電力・ガスといった内需セクターも最終的には価格を下げ、終わってみれば日経平均は15200円台。この勢いだと来週初には14000円台前半まで下げてもおかしくないだろう。

日本以外のアジア株もここ3日間の下げ幅が軒並みフタ桁台。もちろん、欧米の市場もガタガタ。マーケット参加者が総弱気となる日も近いかもしれない。

本当はこういうときこそ絶好の投資機会。かつて竹中平蔵が言ったように「ETFは絶対儲かる」状況に近づきつつあると思う。