誰にとってのゴールデン?

ゴールデンウィークは、必ずしも万人にゴールデンではない。じゃあ、誰にとって?

"Golden Week"は当然ながら和製英語で、1950年代に大映社長の永田雅一氏が使い始めたというのが定説。要するに、映画会社にとって「書き入れ時」という意味。娯楽が多様化した現在では、映画会社だけでなく、航空会社、鉄道会社、ホテル・旅館、テーマパークなど業界の裾野は広がったが、いずれにしても、あくまで商売をする立場から、お金がたくさん落ちるという点で「ゴールデン」なのだ。

今日、昼どきに社外の仕事仲間が私の職場に来たので、一緒にランチを食べにいくことにしたのだが、オフィスと同じビルに入っている中華料理屋に行って席に座ってメニューを広げた途端に青ざめた。

「いつものランチがない」