ずっと欲しかった雑誌。探してた。手に入れた。
もう4年以上前の発売なのに、立ち読みしただけなのに、ずっと頭の中で生き続けて来た一連の写真。今回、某古書店で発掘してようやく再会することができた。
この二人は初対面のはずなのに、なんとしっくりと来る組み合わせなんだろう。そして、どうして全てのショットにこんなに一体感があるのだろう。
中谷美紀とカヒミ・カリィの視線が、さまざまなに展開していく。交わり、平行、そしてねじれの位置。それは視線だけではない。肉体も、精神も。絡まり、離れ、そしてすれ違い…
「恋する二人」を見事に捉えて切り取った傑作だと思う。