結局、W31SAの魅力に抗いきれず、長年連れ添ったDoCoMoを捨てて、auに新規加入した。肝心のW31SAは、新規契約の場合、auショップだと17,000円ちょっとだったが、ケータイショップの激戦区である中野サンモールの某店で5,040円で売っているのを見つけて即決した。
簡単なインプレなどを。
W31SAについて
- サイズ…小さい。携帯性は他機種と比べて勝っている。ただし、メールを打つとき、最下段のキーがやや押しにくい。
- スライド式…スライドガイドがついてないので、指に力を入れて開け閉めする必要あり。同じスライド式のW22HやDoCoMoのD901iなんかと比べると、開閉はちょっと面倒。
- 音楽再生…音質良好。イヤホンで聴くとCDプレーヤーと遜色ないレベル。本体のスピーカーでもそれなりの臨場感がある(3Dサラウンドとかなんとかいう触れ込みは伊達じゃない)。
- 付属品…FMアンテナ内蔵のイヤホンが付属。miniSDは別途購入を要する。
- カメラ…100万画素クラスだが普通に写メールで使う分にはこれで十分(私の場合、つねにコンパクトデジカメを持ち歩いているので、携帯電話の付属のカメラには多くを求めない)。
auの各種サービスについて
- 着うたフル…一曲420円は高い。CDシングルとのバランスもあるのだろうが、半額の210円くらいにならないと爆発的な普及はないかもしれない。
- EZナビウォーク…便利そう。選択肢としてタクシー利用も含んだ経路を案内するが、一方通行の道を逆走するような道順を平気で案内するので、カーナビのようには使えない(当たり前か)。
- EZ・FM…各FM曲で、現在オンエアしている曲名がすぐに分かるのはいい。そのまま着うた購入のサイトまで飛べるし。
- メール…一斉送信のサービスは便利。ドコモからのアドレス変更通知に利用した。
(参考サイト)
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DoCoMoは、先進的なはずのFOMA901iシリーズの全てが、音楽再生機能でMOVAの一部機種に負けているし*1、音楽配信の分野でも「着うたフル」に相当するサービスもない。デザインも野暮ったい。付属カメラが200万画素だなんて大半のユーザーにはどうでもいいことをアピールしてきた。つまり、ユーザーの嗜好を捉えるポイントがずれている。最近になってようやく各種スペックを落として値段を下げたFOMA700iシリーズをリリースして主として若者向けにアピールを始めたが、価格が安いというだけでは積極的な魅力にはなりえない。